AV女優の給料やギャラ相場はいくら？実際の月収例や夜職との比較も公開

最近は風俗店の求人を扱うポータルサイトに、AV女優の募集や求人も一緒に掲載されるケースが増えてきました。

1回の撮影で100万円前後稼げるものから、顔出しなし単発1日で3万円～10万円前後稼げるものまで、さまざまなプロダクションが募集や求人を出稿しています。

結論としてはAV女優のお仕事は、一般的なアルバイトと比較すると稼げる仕事に分類されるでしょう。

とはいえ、何もわからずに募集や求人に応募してしまうと「思っていたより稼げなかった」と後悔ししてしまう可能性も……。

この記事では、AV女優の給料・ギャラ相場はもちろんのこと、実際に働いているAV女優の収入例や給料の仕組みを解説します。

風俗勤務を経て知り合った現役～元AV女優のお話も参考にしています。

高収入を稼ぎたいと考えている女性はもちろんのこと、純粋にAV業界やAV女優に興味がある男性も必見です。

【AV女優とはどんな仕事？】

【稼げるAV女優の事務所もチェック！】

AV女優の給料事情とは？

AV女優の給料事情・仕組みをざっくりまとめると次のとおりです。

最も覚えておきたいポイントは、フリー契約かプロダクション契約か、また単体女優か企画女優かによって給料額・ギャラは数万円～数百万円単位で変動します。

数百万円単位で稼ぎたい人は、事務所と契約して単体女優か企画単体女優として働くと良いでしょう。

副業として数万円～10万円前後稼ぎたい人は企画女優がおすすめです。

契約形態によって金額は異なる

まずAV女優の契約形態は「フリー契約」か「プロダクション契約」の2種類に分けられます。

正社員とフリーランスを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。

会社＝この場合はAVプロダクションと雇用契約を結ぶか、それともプロダクションには所属せずに仕事毎に個人で契約を結ぶか。

AV女優も世の中の社会人と同じように、自由に働き方を選択できるというわけです。

なおプロダクション契約を結ぶAV女優は「単体女優」「企画単体（キカタン）女優」「企画女優」など、3種類に分けられます。

名前が似ている企画単体女優と企画女優の大きな違いは、企画系のAVに「主役級で出演するかどうか」です。

単体女優や企画単体女優は、出演作品の主役として扱われ、さらに芸名がクレジットされます。

一方で企画女優はほとんどの場合、芸名はクレジットされず、作品の企画内容が主体となります。

単体女優、企画単体女優、企画女優では給料やギャラの相場が大きく変わります。ぜひ後述する「【種別】AV女優の給料・収入相場 」もチェックしてみてください。

最近はフリー契約がめっきり減っている

AV女優はフリー契約やプロダクション契約を結んで、AV女優としての活動すると説明しましたが、近年はフリーで活動する女優はめっきり減りました。

なぜなら2017年に適正AVというルールが敷かれ、AVへの出演基準がプロダクション契約者と限定されたからです。

適正AVとはプロダクションやメーカーは出演者の人権に配慮しながらAV撮影や制作をおこない、それらのルールを守りながら所定の審査団体の認証を得たAV作品を指します。

2018年4月にAV人権倫理機構は、メーカーにこのルールの義務化を促し、AV女優の人権を守ることとそれらを踏まえた上でのAV作品の制作を目指したのです。

これによりフリー契約で活動するAV女優が減少しました。

フリーでAV女優として活動することができないというわけではありませんが……。フリー女優連盟に所属する必要があり、加入条件はAV女優としての活動歴が3年以上であるため、新人AV女優がフリーとして活動することは難しいでしょう。

ゆえに現在AVに出演するほとんどのAV女優は、「プロダクション契約」と見ておいて良さそうです。

給料をもらえるタイミングは事務所による

プロダクション契約がほとんどのAV女優ですが、お給料をもらえるタイミングは所属するプロダクションによって異なります。

たとえば、1本の撮影が終了する毎に支払われたり、会社員と同じように決まった日に支払われたり。

また1本分のギャラが一括or分割で振り込まれることもあります。

分割or一括での支払いにおいては、ギャラの額や撮影のタイミングが関係するかもしれません。

出演料に対して、女優側の取り分は総ギャラの50%～60%が相場のようです。

自分の手取りがいくらになるのか、このあたりは契約するプロダクションにしっかり確認しておいたほうが良さそうですね。

必ずしも日払いとは限らない

プロダクションによりけりな部分もありますが、お給料は必ずしも日払いとは限りません。

また、風俗のように日払いではなく「口座振り込み」をとるプロダクションもある模様。

単体女優や企画単体女優などであれば、プロダクションの面接に行き、採用されてから宣材写真の撮影やメーカーへの挨拶回りなど、撮影まで1ヶ月以上時間がかかる場合もあります。

「スグにお金が欲しい」「急な出費で緊急を要する」といった事情があるならば、前もってプロダクションに相談しておくのが無難でしょう。

稼働日によって額面はまちまち

AV女優のお給料は、稼働日（≒撮影する頻度）によって変わる場合もあります。

後述しますが、企画単体女優や企画女優は1本のギャラ×稼働日（撮影回数）によってお給料が変動します。

また、知名度や人気に応じて1本あたりのギャラも変わってきます。

歴を積まなければ分からない部分もありますが、作品の売れ行きやオファーの頻度などは人気の指標になるでしょう。

語弊を恐れずに言うなら、プロダクションから「売れない」と判断されれば出演依頼やギャラの単価が下がる可能性も……。

人気によって撮影回数や出演料が減らないようにするためには、体型維持や演技の研究など一定の努力は必要になってくるかもしれませんね。

【AV女優は儲かるって本当？】

【種別】AV女優の給料・収入相場

AV女優は、単体女優と企画単体女優、企画女優の3つに分けられ、簡単に説明するとこれは種類やランクを指しています。

端的に言えば単体女優であれば推定最低月収は100万円、企画単体女優であれば30万円～50万円、企画女優は10万円～15万円ほど。

単純な1本あたりのギャラで言えば単体女優が最も高く、お給料も単体女優が一番貰えると想像してしまいますが……。

企画単体女優は撮影本数によってお給料が変動するので、撮影頻度によっては単体女優を超える収入を得ている方もいるようです。

ここからは3つの種別に分けて、もう少し詳しくお給料や収入相場を説明します。

※撮影にかかる時間は、約1日（10時間くらい）として時給や月収を計算

単体女優の場合

単体女優の想定最低月収は100万円、年収は1,200万円ほど。ギャラ・月収・年収ともに非常に高い傾向にあります。

ちなみに単体女優とは、特定のAVメーカーと専属契約を結び、主役として定期的にAV作品に出演するAV女優を指します。

ほかのメーカーの作品に出演することはできず、契約したメーカーの顔として活動します。

AV撮影の頻度は月に1回程度となっており、1本出演するにあたっての契約料がお給料となります。この契約料がおおよそ100万円～となっているわけです。

よって契約料がアップしない限りお給料はほぼ固定となります。だからこそより収入を得るためには、AV撮影以外の時間をグラビア撮影やイベント・オフ会の開催、SNSを活用したライブ配信など、精力的に活動する必要があります。

企画単体（キカタン）女優の場合

企画単体女優（通称キカタン）の推定最低月収は30万円～50万円ほど。

しかしあくまでこの金額は1本あたりのギャラのため、撮影本数次第では単体女優を超える月収を稼げることも。

企画単体女優とは、特定のメーカーと専属契約はしないものの、主演としてAVに出演する女優を指します。

単体女優との違いは、さまざまなメーカーの作品に出演できること、オファーの数だけ撮影本数と収入が変動することなどが挙げられます。

単体女優の場合、出演できるのは契約したメーカーの作品に限定され、なおかつ撮影本数は月に1本程度です。

しかし企画単体女優はメーカーと専属契約をしておらず、撮影本数や作品に縛りがありません。オファーの数だけAV作品に出演できます。

すなわち出演作品の増加に応じて、比例して月収や年収も増えるということ。

体力や予定次第にはなりますが、より多くの撮影をこなして稼いでいる人もいるようです。

企画女優の場合

企画女優の想定最低月収は10万円～15万円ほど。

企画単体女優と同様に、1本あたりのギャラなので撮影本数によって月収や年収は変動します。

企画女優とは、芸名の乗らない企画主体の作品や複数人が参加する作品の一人として出演するAV女優を指します。

企画単体女優と同様に、撮影本数に縛りはありません。

そのため、月収や年収は撮影本数に依存します。

なお企画女優は主役級ではないものの、最低でも1本あたりの撮影で数万円〜10万円ほど稼げるとか。

脱ぎあり・絡みのみといった出演であれば5万円〜、脱ぎなし・絡みなしエキストラ出演であれば2万円〜といったように、内容のハードさによってギャラが増減します。

中には企画女優としてメーカーやプロダクションに目をつけられ、1本あたりのギャラが15万円と高めに設定された人もいるようです。

もし企画女優として高収入を目指すのであれば「主役ではないから……」と言わず、日々女優として技や美を追求して人気を高めていくことも大切になってくるでしょう。

実際のAV女優の収入例

ここからは金額はもちろんのこと、AV女優の生の声や撮影内容を簡単にご紹介します。

素人AVに出演した企画女優「Aさん」

企画女優の1本あたりのギャラはかなりバラツキがあります。背景としては内容のハードさや絡みの有無が影響します。

絡みの有無で撮影時間が1時間～3時間なのか、もしくは半日かかるのか、これらも変わってくるため撮影時間も考えながら募集や求人を見る必要がありますね。

メーカー専属の企画単体女優「Bさん」

中には1本の撮影で300万円以上の収入を得るAV女優の方もいるようです。人気・知名度ともに高まればギャラが跳ね上がると考えて良いでしょう。

しかし、単体女優は専属期間が存在します。一般的な契約期間は3ヶ月～6ヶ月、長くても12ヶ月ほど。

この期間中に出演作品の売上が伸びなければ、契約を更新することが難しくなり、更新がなければ企画単体女優や企画女優として働くこととなります。

継続して高額なギャラを得るためには、常に高いハードルを超えていく必要があると言えますね。

ベテラン単体女優「Cさん」

AV作品への出演を続けて徐々に人気と知名度が上がってきたタイミングで、デビュー作を見る＝売れることを考えると、初期投資期間の新人時代が高いというのは納得という話しも聞きます。

いずれにせよ人によってギャラはバラツキはあるものの、単体女優であればかなりの高収入を期待できると考えられます。

撮影内容によってギャラ単価が変わるって本当？

結論から述べると、AV撮影のギャラは基本的には「絡み」の数によって上下します。

既にお気づきかもしれませんが、1本あたりのギャラはかなり金額に幅があります。その幅は数十万～数百万ほど。

女優ごとに大枠の金額は異なりますが、1回の絡みで10万円～100万円くらい撮影のギャラが変わってくるとか。

また撮影内容がハードになるほど、ギャラ単価は跳ね上がるようです。

自分ができるかどうかは大前提ですが、より高収入を稼ぎたいor可能であれば、自分の「ウリ」を押し出すのもありでしょう。

ちなみにギャラが上がりやすい内容としては、「SM系」や「特殊なプレイ」が挙げられるとのこと。

【AV女優の撮影現場ってどんな感じ？】

現役風俗嬢がAV女優と夜職の給料を比較してみた

稼げるか稼げないかで言えば、AV女優のお仕事は断トツで稼げると言えます。

企画単体女優が1日1本撮影に参加すれば日給は30万円～50万円。対して夜職の中でも稼げると言われているソープの日給は4万円～10万円です。

日給単位で見ると企画単体女優のほうが20万円～40万円ほど多く稼げることがわかりますね。

しかし、その分だけ大変さや苦労もあると言えます。身バレや顔バレのリスク、容姿や体型のメンテナンス、収入の不安定さなど。

高収入を得たいと考えている女性は、お給料はもちろんのこと、仕事内容や条件などを見極めた上でお仕事を始めましょう！

まとめ：AV女優のお給料は契約によってさまざま！

AV女優は単体女優と企画単体女優、企画女優の3つに分けられ、それぞれ給料・ギャラが異なります。

さらに企画内容や絡みの有無・頻度、その女優の人気など、さまざまな要素によって給料は決定します。

AV女優としてこれから働く女性は、プロダクションとの契約内容によく目を通した上で契約を結びましょう！